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ミドルレンジGPU、どれを選ぶ?

ここ最近懐事情が良くないのですが、メインマシンのGPUがAMD RADEON HD5770と(ナンバリングで)2世代前になり、そろそろメインマシンのグラフィックボードを入れ替えたくなってきたので候補を検討しようかと。(RADEON HD5770は、HD6770にリネームされて販売されていましたが……)
AMDでは、HD7xxx世代を今年いっぱい引っ張るようですから、今買っても半年は型遅れになることはないはずです。GeForceが選択肢に入っていないのは昔からRADEON派なためです。^^;;

で、私のGPU選択の基準としてはこんな感じ。

  1. ミドルレンジ~ミドルハイの性能で2万円前後で買えること
  2. DVI、DisplayPortを利用して(最低でも)3画面出力が可能なこと
  3. 既存のメインマシンの構成をなるべくいじらずに済むこと
  4. コスト優先であるものの、メインマシンに使うので信頼性もあること

1.に関しては、現在よりGPU性能が必要なのはPSO2くらいのものなので「それなり」に動けばいいわけです。強制空冷や液冷までしてFPSで有利にプレイしたいエンスーではありませんし。それ以外でGPUを30%以上使っているアプリケーションなんて、地デジ視聴ソフトだけですしね。
2.はだいぶ重要なポイント。19-23ワイド-19のトリプルディスプレイ環境からスペックを落としたくないというもの。一度広い画面に慣れると、もう狭い画面には戻れないのです。使っていない17インチ液晶もあるので、4画面も可能ではあるのですが、4画面を横に並べると視界に収まりきらなくなるので3画面で。
3.4.は懐事情もありますが、メインマシンの不要なダウンタイムを避けるため。

ミドル~ミドルハイのRADEON系GPUとしてはHD7770、HD7850、新製品のHD7790あたりが該当。当然のことながら売れ線の製品でもあるため、さっそく4Gamer.netやPC WatchなどWebニュース系メディアでも比較記事が色々出ています。

4Gamer.net ― 「Radeon HD 7790」レビュー。GTX 650 Tiキラーと位置づけられた新型GPU「Bonaire XT」の実力を探る

【特集】新ダイを採用したAMD「Radeon HD 7790」を試す

比較している製品と項目が上手く噛み合わなかったので比較表を自分で作ってみました。じゃん。

[table id=6 /]

※厳密にはTDPとは違いますが、比較上分かりやすい数値ということで

「コンピュータパフォーマンス」の部分を見ると分かりますが、HD7770で現在の約2倍、HD7850とHD7790では約3倍の性能差となっています。3年と少ししか経っていないのにね。

各モデルともに頭ひとつ抜けている部分、絞られている部分が上手くあって「コレで決まりでしょ」と言えるものはないのですが、パフォーマンスと消費電力もバランスを考えるとHD7790が選択肢として挙がりそうです。鼻毛鯖の電源は400Wなのであまり消費電力の高いグラフィックボードは積めないのですよね。

各社からHD7790搭載製品が発表されているので、4月から入荷情報を眺める日が多くなりそうです。

最近のメインマシン環境。

しばらくそのままだったのですが、年末にかけて多少構成をいじりました。
マシンを買い換えるほどの余裕はありませんでしたので……。

まずCPUをアップグレード。鼻毛鯖標準の2コア2スレッド2.8GHzのPentium G6950からLynnfield世代とはいえ、4コア8スレッド2.93GHzのCore i7 870へ。中古品がソフマップで数多く出回っていたので衝動買い的に。
PSO2でトンネル表示しているときにこれまでは80%を超えていたCPU負荷率が一気に1/4以下に下がりました。全体ではなく、コア単位でも下がっているように見えます。シリコンプロセス的には前の世代になるというのに、違うものですね。

あと、NTT-X storeの12周年記念セールで台数限定でKEIANのKTV-FSPCIEを。今までデジアナ変換されたものを古いブラウン管テレビで見ていたので、多少は変わるかなーと。まぁ、毎回見ているテレビ番組なんてほとんどないのですけれど……。
最初は付属ソフトで見ていたのですが、ウチのマルチモニタ環境ではどうも上手く表示されないので某フリーソフトを使っています。視聴するだけなら特にいじらずに使えるのでいいですね。

最後にディスプレイの配置変更など。Windows8のムックを執筆する際に1280*1024のスクウェアディスプレイでは解像度が足りなかったのでフルHDの23インチワイドディスプレイを購入していたので、19-23ワイド-19の構成に。首をほとんど振らずに全部の画面を見渡せるし、非常に良い感じです。

残るはデータドライブの増設やグラフィックボードの更新ですかね……(遠い目

Windows7 64bit環境でのHDキャプチャ

(アイマスP的な意味での)副業で箱○のキャプチャを少しいじっていたので、備忘録的なメモを。
前のエントリでもキャプチャ環境についてはちょこちょこ書いてますが、念のため。
低価格鯖としてNTT-Xでゲリラ販売されるNEC Express5800/S70 タイプRBをベースに、メモリ16GB・HDD、RADEON HD5770を追加。キャプチャボードはエスケイネットのMonstar-Xを旧マシンからそのまま移植。OSはせっかくなのでメモリを生かせるWindows 7(x64)にしてあります。

PSPの720×480(プログレッシブ)は16GB環境そのままでもキャプチャできたのですが、箱○の1280×720(プログレッシブ)は16GB環境ではやはりどうやってもキャプチャできないようで……。というわけで、1280×720pのキャプチャをドロップフレームなしに行えるように以下のことをやりました。

  • “msconfig”による、メモリ使用領域の4GB制限
  • Speed Step Technology、E1STなど、CPUの省電力処理の一時機能off
  • Windows AeroからWindowsベーシックへテーマの変更

最初の”msconfig”については、エスケイネットのサポートページにも載っているFAQ。Monstar-Xが使用しているチップ(特にブラックボックス化されているドライバ)のせいで、4GB以上のメモリ空間がキャプチャボードに割り当てられた場合に映像信号の検出やプレビューに失敗するというもの。
次のCPU省電力処理の無効化についても、これまでのMonstar-X(特にMX-Capture)利用者なら普通に知っているレベルのこと。MX-Captureにも「負荷スレッドの起動」というオプションがあるのですが、 XP環境ならまだしも、Win7環境ではこれで完璧というものではないように思えたので確実を期するためにも。
最後のは、上の2つをやってもドロップフレームが無くならなかったので。やってみると、VRM7もボロボロドロップしていたのが嘘のように止まりました。フレームレートの数値も安定したので、これでひとまず安心です。

Windows Aeroの視覚効果は嫌いではないんですが、「今までできていたこと」がそのままではできないのは困りますね。^^;;

キャプチャ環境整備など

せっかく新マシンに移行したので、キャプチャ環境も復活させようと色々。

まずは旧マシンで使っていたSKNETのMonsterXをインストール。ボード自体は生産完了で現行OSへのサポートも終了してしまっているのですが、Webの情報を見る限りMonsterX2用のWindows7 ドライバがWindows7(x64)でも使えるというのでまずは試してみることに。
インストールも普通に完了、デバイスマネージャでも問題なく認識されているようだけれど、標準アプリのウインドウが真っ暗でプレビューができないという状況に。SKNETのサポートページを見てみると、FAQに「プレビューウィンドウに映像が映らない。(映像出力を認識しない)」というビンゴの内容が。2chのMonsterXスレなどや邦衛日記などを見る限り、どうやらハードウェア的な仕様のようで……。

ひとまず指示の内容通りにしてみたら、(コマ落ちがひどいものの)プレビュー画面は表示されたのでドライバやアプリは問題なく使える模様。しかし、せっかくの64bit OSなのにメモリ4GB縛りはちと困りものですね。
Intensityなら問題ないようですけれど、かといって出費が続いているのでそうポンポンと買い換えるわけにもいかず……。

続・メインマシン更新

メインマシンを更新したといっても、そんなにお金をかけたわけじゃないですよ?
ベースとなったExpress5800/S70もフレームサーバーとしては破格値といえる 16,800円だったわけで。まぁ、メモリとグラフィックボードでその倍くらいの金額を使っていたりするわけですが……(汗

ちなみに今回のメインマシンがどのくらいの性能になったかというと……たぶん、Windows 7のエクスペリエンスインデックスが分かりやすいと思うので画像を下に。

Windows 7の場合、エクスペリエンスインデックスの値は最高で7.9なので、それなりかな、と。

[table id=1 /]

メインマシン更新

年末年始にかけて細々とPC関係で買い物をして、ようやく3年ぶりにメインマシンの更新ができたのでご報告。
さすがに3年前のAthlon 2350+RADEON HD2600Pro+690Gチップセット搭載マザー+メモリ2GBという構成では、最近の重めのアプリやエンコードでは(もちろんWindows 7でも)厳しくなってきたので、パーツを入れ替えようと色々と考えてました。

とはいうものの、フルセットで入れ替えるのもどうしようかと迷っていたところに、セールの目玉品が来たので思いきって買ってしまいました。

という組み合わせ。メモリは16GB、もちろんOS はWindows 7 Professional (x64)です。1年以上前に買ったまま放置していたWindows 7 優待アップグレードパッケージがようやく日の目を見ました。^^;;

ちなみに、自宅ではそれまで19インチ+19インチ+17インチというトリプルディスプレイ環境だったのですが、Express 5800/S70 タイプRBに外部GPUを載せると、Pentium6950内蔵のGPUは完全に切り離されてしまうようで、Windows上からはデバイスマネージャでも見えなくなってしまいました。仕方がないので、秋葉原に出たときにツクモex.で、Eyefinity対応DisprayPort←→DVI-I(シングルリンク、アクティブ)変換アダプタのバルク品を購入。これで何とかトリプルディスプレイ環境が復帰しました。

環境の再構築はまだまだこれからですが、これでまたしばらくは使えるかなー。

※ちなみに、DisprayPort←→DVI-Iの変換アダプタはエレコムなどから出ているものもあるのですが、アクティブタイプでないと画面出力できないそうなので注意。Sapphire純正の変換アダプタは6800円ほどします。今回購入したバルク品は2800円ほどでした。